小児甲状腺がんは、ヨウ素のみが原因? セシウムは? ~ ベラルーシの基準値の変遷から見えること(ベラルーシ・ベルラド放射能安全研究所)



上の図はチェルノブイリ原発事故後20年間の甲状腺ガンの10万人あたりの発症数である。
Cancer consequences of the Chernobyl accident: 20 years on
J Radiol Prot. 2006 Jun;26(2):127-40

この有名なグラフについて、私の思う事。
まずベラルーシの事故後からの基準値の変遷を頭に焼き付けて頂きたい。
http://associations.jp/wp/wp-content/pdf/SAGE_.pdf
ベラルーシの首都ミンスクにある民間の研究機関:ベルラド放射能安全研究所  The Institute of Radiation Safety "BELRAD"のネステレンコ教授の論文 p.17の表 
ワシリー・ボリソヴィチ・ネステレンコ і́ль Бары́савіч Несьцярэ́нка

その上で、小児甲状腺がん(14歳以下)の放射線核種と関連について、
8日間の半減期を過ぎた明らかな原因であるヨウ素はともかく、セシウム134および137について、
これは、「小児」甲状腺がんとの関連性はないという意見が見受けられる。

私はこれに疑問を感じます。なぜなら、この図とベラルーシの基準値を見て言えること、、、

・(Adolescents15-18歳)のグラフから⇒事故直前に生まれて、直後の基準値の緩い中で、被曝した母の母乳や粉ミルクで育ち、10歳くらいまで、即ち1996年までの非常に緩い基準値で生活してきた子どもが、5年後の、2001年に、15-18歳になり、ピークに達している。

・(children0-14歳)のグラフから⇒事故直後に生まれた子供は、汚染された親からの母乳やミルクで育っている子どもは、発病したと見れる。
しかし、1996年以降、基準値が厳しくなってから生まれた、またはその直前くらいに生まれた子どもの発症はすくないと見て取れる、つまり、小児甲状腺がんの発症例は少ないが、これは、ヨウ素が半減したからだけでなく、文字通り、基準値が厳しくなり、セシウムの体内摂取・体内蓄積が減ったから、または母親が食事に、そして農家と流通市場が食料検査を厳しくした成果ではないだろうか。

・(Adults19-34歳)のグラフから⇒事故時に、すでに19歳-34歳の人は、なかなか増加はしないが、事故後10年以上たってから、増大し始め、まだピークを迎えていない。これからピークを迎えるのであれば、成人は、放射線核種(たとえセシウム以外のものにせよ)が長期間蓄積してから、発症するのだと考えられる。また10代初めから思春期を基準値が緩い時代に過ごした人が、5年後くらいから発症しているとも見て取れる。
成年に対しては、明らかに、ヨウ素以外の原因で、甲状腺がんが発症したといえる。

たったこのグラフからでも、ヨウ素のみとは断言できないと思います。

NPOチェルノブイリ医療支援ネットワーク様の2011年どの報告を拝見し、
若干の甲状腺について悪性の子どもの患者さんがいらっしゃるようです。
事故が終焉して、26年もたち放射性ヨウ素の影響はなくなっていると考えてしまうのですが、
いかがでしょうか(つまり、セシウムはやその他の放射性物質の影響)

以上から、子供の甲状腺がんだけが、セシウムと関係がないというのは、予防原則から受け入れることはできないと思います。





「痛みが引いた=治った」と錯覚させるイブプロフェイン:非ステロイド抗炎症剤(消炎鎮痛剤)


有名どころの薬には、かならず含まれる化学合成の成分「一般名:イブプロフェイン」は非ステロイド抗炎症剤(消炎鎮痛剤)と呼ばれる、人間自身が生成するサイトカイン(IL-4)を刺激して増やし、痛みを引き起こす「プロスタグランジン」の生成を一時的に抑制することで、「痛みが引いた=治った」と錯覚させるスグレものです。

 市販であっても、医師の処方でも、西洋の薬の作用機序はすべて同じです。同時に細菌などの異物を捕食するマクロファージも抑制してしまうので、自らの免疫機能を低下させるといえます。

第一に
血管を閉じ、血流障害を悪化させる、総じて免疫機能のリンパ球の働きも悪くする、治ったという錯覚が本人の知覚神経を麻痺させ、そのうえ感染症にかかりやすくさせてしまう。


第二に
長期間の、安易な鎮痛剤の摂取は、体内に少しずつ滞留残留し、
知覚神経、全身の交感・副交感神経、そしてホルモンバランスを混乱させ、解毒作用を行う、肝臓、腎臓をジワジワ痛めつけます。



我々が決して忘れてはならないことは、

病気を治しているのは、医者でもなく、製薬会社の薬でもなく、
貴方自身の免疫機能、その大前提に血流です。
鎮痛剤は、あくまで痛みを抑えるものでしかありません。

治療薬や鎮痛薬という,コトバにふわふわと淡い希望をいだいてはならないし、
でないと医者は惰性で一生処方し続けます。

鎮痛剤、いえすべての薬剤は、交感神経を優位(緊張状態)にして血行障害を招く、 これが基本です。

次の段階は、血流が悪くなるのが恒常化すれば、薬の唯一の効果である「痛みどめ」すら効かなくなってしまいます。

身体の節々の痛みで病院→整体院という流れができてしまうのも当然のこと。
根本的な処方に向き合っていないからです。

血流が悪くなることは、免疫細胞も動けません。また細胞が必要とする、酸素や栄養も行きわたらないということです。
つまり、金融でいう破錠のスパイラル「デフォルト」が発生します。
こうなると、臓器名○○症 、たとえば子宮内膜症、こうしてあらゆる臓器に影響が出ます。
代替医療、自然治癒法、様々な体質改善のテクノロジーを調べ、
そして食の改善、食の選択をこころみて、
「選択」を間違わないようにすべきです。

下記を是非ご覧ください。

WORLDHEALTHRANKINGS live longer live better -Influenza and Pneumonia 
Death Rate Per 100,000  Age Standardized
この国がインフル感染症+肺炎による死者が先進国でトップクラスです。
欧米の倍近くの比率です。
薬剤が、病院にも、食(化学添加物)にも、畑(農薬・化学肥料)にもあふれていること、子供の時から多種のワクチン、すべてが免疫弱らせることに貢献します。
これを認識すべきです。

http://www.worldlifeexpectancy.com/cause-of-death/influenza-pneumonia/by-country/

すべて国民のドラッグ信仰と医療の利潤追求が原因であることを
しっかり立ち止まって考えてみるべきではないでしょうか。
ネット販売を解禁? お金の追究は果てしないですね。



鹿の子百合  Lilium speciosm

    
鹿の子百合  Lilium speciosm

   甑島 里町 16.aug.2013


世界中の花屋で見られる百合は、
もとはすべて東洋の、カノコユリ、ヤマユリ、テッポウユリという艶やかな原種と、
西洋の簡素なマドンナ・リリーとの掛け合わせによるものであり、

それらは、日本の原種の香りとしなやか姿、模様を失い、
硬直した姿形と日持ちが売りのグローバル流通に適した加工品。

すべてに育成者権がチャージされオランダの企業、国の繁栄に繋がっています。

世界の街の花屋にこれら原種の百合が決して置かれることはない。
バラも然り。


太古の昔、この世界を有り余る豊かさで覆いつくしていたであろう花々は、

東洋にのみ氷河期を生き抜いた原種が授かり、
私たちは、売り物の百合に一瞬だけでも、
その幻を見、名残を辿る。

頂くよりも、差し出す事に喜びを与えてくれる、花に宿る、何か不可思議な力。

         


「わが愛する者よ  請ふ、急ぎはしれ香はしき山々の上にありて 獐(シカ)のごとく 小鹿のごとくあれ」
旧約聖書「雅歌」第八章十四節


Make haste, my beloved, and be thou like to a roe or to a young hart upon the mountains of spices.











Franz von Siebold 
シーボルト(1796-1866)
日本から持ち帰った1832年に、
オランダのライデンで咲かせたという記録があります。
オランダと申す国の者、東洋を征服す、然る後、東洋の花々、オランダを征服す」


                 

   

5月には濃緑色の葉をつけ、7月、一番遅いもので8月の盛りに咲く

                        

有史以来、他国の実効支配を受けず、
その地理的な恩恵がゆえに培われた日本人の持つ精神性、海外の人々が日本に抱く印象、その幻影をこの原種のユリは、象徴している様な気もします。












カール・ヨハン・マキシモヴィッチ
(1827-1891) 
Carl Johann Maximowicz
Карл Иванович Максимович 
  1864まで日本に滞在。 1871年ロマノフ=ロシア帝国科学アカデミーの正会員

                 
 東アジアを渡り歩く、シーボルトやツンベルクの標本、研究資料を、そして川原慶賀の描いた日本植物の写生画をサンクトペテルブルク帝立植物園アカデミーに収集。
 
                
                   
                                   


2011/08/03













発病数値が高めの年間50mSVに、法定基準を設けているのがこの社会の実情。労災基準は年間5mSV×従事年数。

発病数値が高めの年間50ミリに、法定基準を設けているのがこの社会の実情。
労災基準は年間五ミリシーベルト×従事年数。
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/00abom/ningen/000325.html

労災で(人道上?メンツ・評判のため)救済はする、
しかし経営のため因果関係は認めない。(被曝手帳の改ざんなど)
労災と法定の二つの基準は、なぜこうも大きく違うのか
「白血病の労災認定基準(五ミリシーベルト×従事年数)は、基準を上回る被ばくをして...発症したとき、業務と病気に因果関係があるとみなそう、というのが趣旨だ。
法定の五〇ミリシーベルトが予防基準であれば、労災認定は救済の目安ということになる」
「白血病の労災認定は、社会や経済情勢などのさまざまな事情や、
その時代の空気によって決まったものだと思いますから」
 
 
法定外労災補償プラン・・・民間も免責にしてるということか
「お支払いできない主な場合」
⑩核燃料物質などの放射性・爆発性・有害な特性による事故
⑪上記⑩以外の放射線照射または放射能汚染
http://www.aioinissaydowa.co.jp/business/product/aioi/pdf/zero.pdf
 
 

浜岡従事経験者「10数年間で浴びた総線量は50ミリシーベルトを少し超えた程度 」http://hamaoka2009.ciao.jp/newpage65.html
「私自身も長い原発渡り鳥の暮らしの中で、高放射線エリアでの作業を何度となく体験しましたが、 10数年間で浴びた総線量は50ミリシーベルトを少し超えた程度でした。(この方も2009年大腸ガン)
それなのに、放射線の影響をもっとも受けやすい子どもたちに、
年間20ミリシーベルトまで浴びても大丈夫だとは、よく言えた...ものだと感心します」
「浜岡原発の下請け作業員だった島橋伸之さんは、1991年にわずか29歳の若さで白血病で死亡したのですが、
彼が10年間で浴びた放射線量は50ミリシーベルトに満たなかったそうです。他の人には問題ない数値も、ある人には死へと誘う被ばく量なのです。」

・正確には8年10カ月に累積50.63mSv
・慢性骨髄白血病
・1994年7月に労災認定 法定線量以下で労災適用
 
 

WHO belongs to IAEA about the investigation of the Radiation Exposure


 2001年にキエフで行われたWHOによる放射能被曝の国際会議。
内部被ばくの真実を追求しようとする科学者の顔。
一方、体制の擁護にまわる科学者の生気のない顔。
「内部か外部なんてどうでもいい。」
「これはそもそも解決不能な議論。」
... 「深刻な健康被害を心配する必要は一切ない」
事情と背景を見ていけば、なるほどこの主張にしてこの表情・・・

もはや直観的に感じれる、どんな知性と権威による言葉によっても、
隠しおおせない彼らの邪心を、表情はしっかり映し出す。
人間とはここまで違うものか。
・WHOの議事録はIAEAの妨害で発表されず
・IAEAは、WHOに現地調査を許さなかった。
・元WHO事務局長 中嶋宏「IAEAは、安保理に従属するため、
核に関することは、軍事目的、平和目的の民事核の権限は彼らにある。(WHOにはない)」
・IAEAも国連科学委員会も資金が豊富なので、
貧しい国(ウクライナ・ベラルーシ)の専門家を買収するのはたやすい

Provisionally permissible limits for radionuclides in foodstuffs and drinking water in Ukraine ~ウクライナ・ベラルーシは、事故後の約10年間、非常に緩い基準値を設けていたこと。

本日、聖マリアンナ医科大学に甲状腺診療について問い合わせる。 しばらく保留の後、
「昨年度は、内部被曝の診療や相談は特別に設けていたが、現在は行っていない。しかし、甲状腺専門の科は設けていないが、小児科で通常通り、甲状腺が心配な子どもは受付ける」とのことでした。
HPでは、甲状腺疾患の対応を記載していますので、超音波検査(エコー)あるいは、血液採取は当然できるはずです。あとは白衣の先生に丸めこまれなければ。当然診療を受けられると思います。ただ病院のデータの取り扱いが心配で...す。
福島医大による、福島県の子どもの最後の一人の甲状腺診療が
これから2年後・・データも一元管理したい思惑が見て取れます。

ただ気になることは、ウクライナ・ベラルーシは、
1986の事故後の約10年間、非常に緩い基準値を設けていたこと。

IPPNW(核戦争防止国際医師会議)のベルリンでの発表(2011年9月)p.31の表
「Provisionally permissible limits for radionuclides in foodstuffs and drinking water in Ukraine」
ウクライナにおける食料と飲料水に含まれる放射線核種の暫定許容基準値
http://foodwatch.de/foodwatch/content/e10/e42688/e44884/e44993/CalculatedFatalitiesfromRadiation_Reportfoodwatch-IPPNW2011-09-20_ger.pdf

 多くの症例発生が、この基準値の「余りにも緩いこと」に起因しているのでは、とういう議論は日本で取りざたされることが皆無と言ってよい。(今の日本に近いのは、ウクライナの基準値の2006年以降のもの)事故後10年近くの長きにわたって、
ウクライナも、ベラルーシも日本の2倍から8倍も甘かった基準値で生活していたから、様々な病気になった、とは言えないのだろうか。
なぜこのウクライナとベラルーシの基準値の移り変わりと、病気の関係を
日本ではとりあげないのでしょう。調べないで騒ぐだけでは何の解決にもなりません。

以下にベラルーシの基準値の変遷の表が掲載されている。
当初は緩すぎた。これが問題。 肉、バター、キノコの基準値が緩い。
そして低所得者層ほど、スーパーではなく、近隣の野山から自然のものを、
検査せず摂取すると考えられるだろう。

まず被曝一世、そして現在は被曝二世。
広島の被曝二世の方が、そうでない方より白血病の発生比率が高いことが、先ごろニュースになったばかりだ。

ベラルーシのベルラドのネステレンコ氏の論文から。p.17の表
BELARUSIAN EXPERIENCE IN THE FIELD OF 
RADIATION MONITORING AND
RADIATION PROTECTION OF POPULATION
ROLE OF GOVERNMENTAL
AND NON-GOVERMENTAL STRUCTURES
IN SOLVING THESE PROBLEMS

Edited by:
Pr.V.B. NESTERENKO, A.V. NESTERENKO,
Institute of radiation Safety "BELRAD"




多くの研究報告書に目を通したつもりだが、内部および外部線量と症例・病例・死亡例の相関は1986-2004年のものばかり。
この結果ばかりが日本で騒がれている。原因をたどらねば真実から遠く、「どう対処していよいか、参考事例にならない」と言える。

内部被ばくの管理をきちんと行えば、最悪の事態は防げる、と
今中哲二教授をはじめ、多くの科学者も述べています。

理想を言えば、本当は、2000年以降にベラルーシ共和国ゴメリ州で生誕した子どもの健康状態、 特に外部で生まれ育った両親がベラルーシに移り住んで、子どもを産み、今の日本に近い基準値で生活してどうなったか、これが今の日本に参考になると思う。
なぜなら、ゴメリ州(当時人口167万)の大部分が、福島県中通り地域(いわき・会津・相双を除くと、約140万)の空間線量に近いから。(その為、外部被曝条件は同じ)ただ、診療調査もかの地の3国とも予算がなく、ルカシェンコをはじめとする国家の指導者の圧力のためできないのか、歯がゆいのが現状である。

Akira Sugenoya speaks in July 14 2012 長野県 松本市長 菅谷昭さんの講演


昨年度Facebookに上げていた記事です。
当時、数カ月の間、この問題を調べていたので、
私はベラルーシで活躍した菅谷市長に御会いできるのを心待ちにしていました。
インターネット上で確認できる過去の講演などと同じで、今回の講演内容に取り立てて大きな新しい事実はありません。

結論から言うと、「現地で経験してきたものとして、内外の被曝に気をつけて欲しい、そしてこの問題に被害を受けている福島県を中心とした人々にも目を向けてほしい」というメッセージを私は受け取りました。

しかし、どうしても聞きたかったこと、これを最後の質疑で質問しました。

「チェルノブイリ周辺3国は、事故後10年の緩い基準による被害増大が考えられます。(市長はウンウンうなずきながら聞いておられた)
現時点で最少の被曝に留めるに越したことはないと思いますが、現在の、現地の子どもたちは、どういう食品基準で生活して、どういう健康状態なのでしょうか。・・・少しでも福島で生活する、また他県の人が判断できるような事実をひとつでも教えて頂けますか。」

少し言い換えると、最近のベラルーシを伝える限られた報告(セシウムの半減期はまだである)を読むと、今でも保養地に期間滞在する子どもは、汚染地域で居住し、また被曝直後に生まれた両親の子ども(被曝2世)、多くが貧しい生活状態ため、汚染地域から移住ができず、マーケットの基準値以内のものを購入できず、庭の菜園での自給自足に頼っている、ということを知る。汚染地域で住まざるをえない国民が100万人以上はいるということ。

私は、官僚や富裕層などの子どもはどうなのか、ここ5年くらいで海外からベラルーシに移住してきた人々はどうなのだろうとずっと思ってきた。

ただでさえ、日本は、白砂糖+グルタミン酸ナトリウム+遺伝子組み換え農産物+不飽和脂肪酸(キャノーラ油など)+農薬(単位当たり世界一)+市販薬(精神薬、総合感冒薬、風邪薬、鎮痛剤、生理薬品)+病院で処方される薬剤(降圧剤、糖尿病の薬、精神薬、睡眠導入剤、リュウマチなど免疫抑制剤、抗コレステロール剤、ホルモン剤、)など

市民が日常的に摂取しているの量は、
これからの子供、若者が服用し、処方される質量と、
現在40代以上の子供のころの摂取量とは桁違いに多いのです。
それだけ、現代は化学物質の氾濫のもとにあるということです。

長期間の蓄積がすべてを決めるでしょう。

アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、そして不整脈。
医師会、学会の資料をみてもどれもこれも原因を曖昧にしています。今すでに統計上で他の病気よりも群を抜いているのですから。
この3つは、死因の病気として爆発的に増えるでしょう。


さらに、自閉症、四肢まひ(ギランバレー)、あらゆる難病、これらが日常目にする機会の多いこと。父母や、祖父母に聞いてみてほしい。彼らが子供の時に、そういう子供たちが果たして学級に、学年にどれほどいたのか?

高齢者に対しても、医療の闇は覆いかぶさる。
抗がん剤市場は、ここ10年で、4000億円から8000億円。なのに、癌患者は、その期間、7万人近く、増えている。
アメリカは、OTAレポートで今から20年も前に、抗がん剤は、増がん剤と決めた。全米のあらゆる臨床事例をもとに。極少量を使うのがアメリカ、しっかり使うのが日本。その差、5倍以上。
医学会の人間たち、否定できるであろうか?

なぜ、地方の大病院は、すぐ、「胃ろう」をするのか?看護婦の手間、人件費をを省くためだということは、患者の家族がみな知っていることだ。
病院は、治癒するところであろう。治癒と称して、建物の中で、薬剤中毒・統制患者にしている。

白亜の病院の人間たちがが使う「延命」という言葉。 その延命の意味には、「長く鉄格子のなかの延命」と「陽光のもとでの延命」の2つの世界があることを。日本と欧米では、この価値観がまるで異なる。

その証拠に、アメリカと日本が大量の医薬品の市場投入を図っていることです。
そこにさらに、「放射性セシウム」という、内部被ばくで、蓄積するという
「ベクレル問題」が最後のとどめとして、日本人に入ってくるのです。

大いにそれてしまいました、話をもとに戻します。

市長の御答「・・・機会をみつけてお伝えしていきたい」

そう、たったこれしか、お答えして頂けなかった。
しかし、昨年の私は(今でもそう思うが)、私はそれで充分だった。

何故なら、

 ・今年初めの横浜での講演が妨害されたこと、
・IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機構)が、今までもずっと現地の事実を歪曲しようとしてきたこと
・ベラルーシ政府は原子力を推進するほぼ独裁に近い国家
・現在では汚染地に人を住まわせ、帰還させようとしている。
そして家族を持ち、松本市民の代表である氏が語れる言葉は限られる。市長が24万人の松本市民への責任という公務の合間にこのように、遠く離れた場所に来ていることに意味を感じるべきだなと改めて思いました。

☆他の参加者の質問(怒り気味に)
「私たちは、一体どこから情報を手に入れたらよいのでしょうか」
答えに窮しておられた、現時点が彼なりの精一杯の日本国民への態度なのだ。
「・・・皆さん、政府に頼らず、自発的に行動してください・・・」と私は
私柔和な笑みを絶やさない、氏の気持ちをそう汲み取りました。

☆「市長は一体何をしたいのか、このような講演で何をわれわれ伝えたいのかわからない、市長から新しい特別な情報開示を期待していたのに・・・という深い事情を知らない聴衆の身勝手な不満も聞かれた。

氏にさらに、公の場で責任を負う行為を求めるのではなく、それは氏より若い世代の行うべきことだと思う。

単身異国の災害地に足を運び、5年も数多くの現地の子どもを治療し、
医療技術を伝え、自らも被曝して胃がんになり、
人類が今まで経験してこなかったことに正面から取り組み、
真の交流を現地の市民と築いてきた、、そのような方に対して、、

誰がそんなこと、求める資格があるでしょう、
さらに彼に何を求めるというのでしょう、
心から、氏に敬意を持ち続けたいと思います。

いつだって文句と批評と、依存とう立場から抜けきらないのが、
わたし自身も含めた99%の人間がそうである。

人は皆、明るく楽しいものに目を向けていたいのに、敢えてそのような危険な場所に行く方に共通する無私の気持ちをお持ちの数少ない公の方の一人と思っています。

ただし、事実がひとつでも、原因と結果がひとつでも判れば、
真実に一歩近付く・・・そう願い私は、質問事項を文書にして講演後、市長に直接お渡ししました。
にこやかに、「うんうん、そのとおりだね、また連絡するよ」と御世辞かもしれないが、ただただ、最後まで氏は優しい柔和な表情だった。

本当に自分たちの生活を守りたいなら、自分で情報をとり、シェアしあうしかない、伝えてくる人をきちんと見極めながら、海外で、被害にあい、苦しんだ方々からその声と、市民のために勇気を出して声を上げている科学者の声に、アプローチすることも必要でしょう、、

今は情報が少ないので、立場の異なるもの同士が、都合の良い解釈でデマや誤謬がはびこり、公に発言する人は、糾弾の標的になる。
批判する人は、安易に人を頼っている甘えを自覚しなきゃいけない。
皆忙しいから、互いの助けあいもちろんだがしかし謙虚さがないと・・・
非公式な場で彼の答え、彼の紹介者からの情報を待とうと思います。

もしお答え頂ける機会があれば、そしてそれを信頼できる方々に、
自己責任をもって判断をされる方に、直接会って伝えていきたいと思います。間違っても、ネット上で公開したりすることはないでしょう。
それだけ配慮がいることと思います。

どうして、科学が私益という人間の業と結び付いて、
こんな後戻りできない厄介な複雑なシステムの社会になったのか、
つくづく不思議に思います。

白砂糖によるミネラル破壊こそ アルツハイマー病の真の原因~ 故・白木博次博士「カルシウムとマグネシウムの欠乏」

   
*関連記事



http://medical-today.seesaa.net/article/37142452.htmlより引用>

アルツハイマー病の原因物質アミロイドを脳から取り除くワクチンの開発を進めていた国立長寿医療センター研究所(田平武(たびら・たけし)所長、愛知県大府市)と名古屋大などのチームが、マウスを使った実験で発症後に飲むと認知能力が戻ることを確かめた。脳炎や出血などの危険な副作用もなかった・・・
そして使用したのが、・<引用>「研究チームは、月齢を重ねると必ずアルツハイマー病を発症するよう遺伝子を変化させたマウス28匹を使って」・・・とある。

高齢となった人間は、最初から遺伝子操作されてアルツハイマーになったのではない。
脳細胞に長年出入りする、ミネラルイオン電位のバランスの崩壊、
そしてグルタミン酸受容体と外部からのグルタミン酸ナトリウム過剰摂取、
さまざまな酸化ストレス、それらの集合体、集積した負荷で、
神経細胞が「細胞死」して、二度と蘇らない、のである。
遺伝子が自ら変異して細胞死、したのだ。
それらは、細胞が自ら、自主的に臨機応変に自らの生き方を選んだのだ。

この大学の実験は、人間が恣意的に、プログラム化した、遺伝子変異を実行させたので、遺伝子が自分で選択して、「状況に対応して」アルツハイマーを発症したのではない、そういうロボット的、クローンの、遺伝子組み換えの「マウス」である。

実験を行うのなら、自然にアルツハイマーを発症したマウスを使うべきであろう。これが、あたかもアルツハイマーを防ぐ、治療するかのように喧伝しているのが、ワクチンビジネスの共通する罠、全世界の巨大なマーケット戦略。
恐怖とそこから救う術を提示する、資本主義医療のカラクリを徹底的に追及すべきである。
 これは何十年と計画された世界の認知症利権の巨大な「病原仮説」にもとずく利権のひとつに過ぎません。

これは、アメリカのマウントサイナイ医科大学とアメリカ国立老化研究所の共同研究を中心とする βアミロイドたんぱくの変性、すなわち脳のタンパク質異常による脳に出現する「老人斑」による神経細胞破壊説にもとずく流れ。

この老人斑を形成...される前に除去すればよいと。 以下の事実からも、「老人斑・βアミロイド」主犯説が脆弱ではないかと考えられます。

・老人斑のない人間でも、アルツハイマーになる。
・サルやチンパンジーには老人斑があっても、アルツハイマーにならない。
Why Chimps, Monkeys Don't Develop Alzheimer's
http://abcnews.go.com/Health/Healthday/story?id=7670616&page=1

真の原因は、別のところにあると指摘しているが、

 東京大学 元医学部長・白木博次博士、和歌山大学 八瀬善郎博士
 「カルシウムとマグネシウムの欠乏を重大な誘因とするアルミニウムなど、の神経細胞侵襲破壊説」

このミネラルイオン・バランス説は、医学会から抹殺されているようです。
これを基く考えでは、医療ビジネスが成り立たないということでしょうか。
 白木博士によれば、このバランス欠如は胎盤「胎児期」に始まっているというのですから、毎日の食事がいかに重要か、となります。
薬に依存する考えが根底から崩れます。

 胎児期から、子供、青年、中年に長きにわたって、砂糖取りすぎによるミネラル破壊。
 必須ミネラルを「白砂糖」は自らが代謝される段階で奪い尽くす、
「白砂糖」が論外なのはここでも証明されます。

「冒される日本人の脳―ある神経病理学者の遺言」白木 博次  (著)