腸が脳をコントロールし、ひとの心を動かす~ 腸内微生物(腸内細菌)が血液脳関門を越える



「素粒子の中に、量子物理学では、小さな単位の中に、大きな単位を
動かせる、共通するパターンのエネルギーがある」

Nassim Haramein ナシーム・ハラメインのこの指摘は、
私たちのいかなる意識も、こころも、想念も、現実の物質化に、
もれなく影響していることを示したものです。

面前の現象は、自分が引き起こしたものであることを、科学的に説明しています。

農業、食品、医療、そして科学界まで、
Mass production とMass cunsumption が、人の意識の進化を停滞させています。
それが大道となっている愚かさを感じます。
先進国の多くの人が何を摂取しているもの、何を、どのように捉えるか
その考え方が、地球の行く方向を大きく、決定ずけています。

すべてのものは、相互に関係しています。
我々の生体の原子、さらにその中の素粒子は、太陽系の、さらに外の銀河系、
さらにその外の宇宙のすべての粒子と関係しています。
連動、連鎖している全体が、ひとつ残らず、代謝を繰り返し、
ブラックホールからホワイトホールへ絶え間なく膨張と収縮し、分裂と結合を繰り返し、
何段階、何次元ものものレベルで、幾重もの層の宇宙が、無限に広がり、
しかもそれぞれ、互いが因果関係で成り立っているのです。

カルマ、宇宙、これらの言葉で、人によってイメージするものの大小の差がありすぎます。
その公約数の小さな数字が、この社会の無難な「常識」に過ぎませんから、
それに頼っていても、いざという時に、命を守ることはできないでしょう。
個人の破壊的な想念は、その質と形態が、自分の外の世界に不均衡と、
緊張の状態を作り出します。

しかもその想念が、我々の腸内の常在菌によって、
我々の遺伝で受け継いだ、腸の上皮細胞によって影響されているという事は、
脳科学、脳がすべてと思っている人には気付きもしないでしょう。


なぜなら、あなたが持つ常在菌の特に悪玉菌こそが、
あなたの腸を支配し、造血細胞を、ガス交換の肺を、
全身に血液を廻す動力源の心臓を浸食・支配してしまうのですから。

悪玉菌は、宇宙の「マイナス」の想念層の世界と連動もしているでしょう。
恐怖や不安のアストラル世界にひとのこころを引き寄せます。

腸内細菌にとって脳に繋がる血液脳関門の障壁など関係ありません。

The gut microbiota influences blood-brain barrier permeability in mice.
「腸内微生物(腸内細菌)は血液脳関門を越えることをマウスで証明」2014 Nov 19;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25411471
マウスで研究せずとも、このような事は明らかなのは長年の経験で賢い方々(医師に限らず)先人には、とうに想像はついています。

食べ物がおかしい人は、腸がおかしく、脳(知性・精神)もおかしくなるのです。
脳が、危険や不安などを間違って認識して、自律神経が乱れるようになれば、
そのひとの心模様も、心象風景も少しずつ、着実にゆがんでいきます

年をとれば、それらが積み重なり、食べ物に含まれたさまざまな社会毒は、
代謝・解毒・排泄されず、全身の老廃物を、自らの抗体が攻撃し続け、
体のアチコチが痛い、ということになるのです。
おかしな行動、理解できないような事件や事故が現代多発しているのはそれが原因とも言えます。

それなのに、薬、酒、農薬・添加物だらけの食をとり、さらに治癒から離れていきます。

長年の原因を、短い期間に治癒などできないし、その方法を良く考えなければなりません


第一に腸内の常在菌が、何によって悪玉化するのか考えるべきです。
医学生、栄養士は、大学で医療機関でここをしっかり学ばせて貰えないので自分で学ぶしかありません。病院で患者が薬漬けになっていく姿をただただ見ているだけですから。

一般の人は、市中、院内の「肺炎」という言葉の重みを考えるとよいでしょう。
それは、感染菌、ウイルスに浸食されているのに、免疫細胞が、正常に機能していない状態です。正常な軸であるべき、ガス交換の源が、細菌に侵される・・・
生得のセルフ・オーガナイズを担う土台である「肺」に津波がきているのですよ、
という知らせです。


農薬を絶え間なく使用した葡萄を食べながら、あなたがその葡萄の木、実と、そして、それが植えられている土の状態と全く同じことがわかるでしょう。ジベレリンという農薬処理した種なし葡萄を「美味しい」という姿がいかに、類友の法則、似たものをひきつけてしまっている姿が、もう笑えない状態に到ります。
多くの農家が、「多少」の「農薬」を仕方ないと言います。
では食べる方も「それしか市場に出ないのだから「仕方ない」でかたずけてしまってよいのでしょうか。


デトックスする方法はあるのです。
マイナスをゼロにする方法に向き合わなければ、プラスは望めません。
細胞膜という窓が汚れていれば、どうして光が入ってくるでしょう。
細胞内に、ミトコンドリアに酸素、栄養、温熱エネルギー(太陽光の生育的な周波数帯がもつエネルギー)が届かなければ、細胞は嫌気呼吸になります。
安保先生のいう酸素がない地球の時代の生命の生き方「先祖がえり」になります。
ミトコンドリアが活動をやめ、エネルギーを創らず、
ブドウ糖(炭水化物)だけをエネルギー源とします。
「糖分を取れば、脳に良い」良くスポーツ選手が口にしますが、これは瞬発的にエネルギーがほしい人専用であり、エネルギー効率は非常に悪いのです。
低体温の、血流の悪い、ミトコンドリア機能が弱っている高齢者に、
「白砂糖」など「先祖がえり」しなさいといっているようなものです。
ホモ・サピエンスをやめて、再び原始の地球の細菌になれと。

ミトコンドリアに頼らない代謝(糖を必要とする)となり、退化をし、代謝・機能不全になります。
それが、糖尿病であり、パーキンソン病です。

脳科学ともてはやされますが、その脳細胞ですら、腸内細菌に侵されてしまうのです。
農薬が、水質汚染のある田んぼの米を食し、普段から稲田の空気中に広がる残留農薬を吸引し、
それが、気道と食道の両方から、血液脳関門を通じて直接、脳に行くこと、
またそれらに侵され悪玉化した腸内常在菌が、脳細胞に少なからず影響を与えるでしょう


幼少時から、成人になってからも、薬や農薬まみれの食、化学添加物、を摂取するという
長年の積み重ねがどういう事になるのか、地方に行けば分かるでしょう。
田舎の祖父母、ご両親の健康状態、にぜひ目を配ってみてください。

どこもかしこも、ショート・ロングステイの高齢者介護施設、完全看護のホテルとみまがうレジデンス。
私は叔母が、アルツハイマーで薬漬けで治癒せず→副作用でパーキンソン発症→隔離病棟で胃ろう→亡くなる
これを時折地方のレジデンスに見舞い、叔母の家族にアドバイスしながら、この5.6年の期間をずっと一部始終を観察してました。
アルツハイマーで薬漬けの初期時点で最終結果は目に見えていました。
しかし叔母の家族は完全に医療に丸投げ、アドバイスは完全無視、思考停止、
私は途中で関わることを自分から退きました、何言っても無駄でした。

人間は結局、自分で考え選択していく、自由意志を尊攘すべきものなので、
人を変えることは決してできないし、期待すべきでもないし、
それに他者の人生に介入してはいけない原則があります。

しかし、
ショックでした。愚かさに呆れてしまいました。
人間というのは家族のことでもここまで原因や、
飲んでいる薬の作用機序も、添付文書も、まったく読まずに
医療機関のいわれるがまま、
根本対処を自分の頭で考えようとしないのか、調べようともしない無気力なのか。

よく考えてみて下さい

戦前、戦後まもないころ、栄養失調以外で、ベッドに縛り付けられ、
夏も夜も25度のエアコンで冷やされたままの高齢者が、果たして居たでしょうか。


地方ののどかな田園風景の山側にむかってそびえたつ、巨大な病院
そこに命もお金も、吸い上げている様に身が震えました。
地方は薬物の城下町となっているのです。

流動食に、水分補給と称して砂糖まみれの「アクエリアスをゼリー化したもの」を介護士が一生懸命、スプーンで与えているのを見た時、絶望というか、
医療の果てしない、生体を無視した闇をみる思いでした。
馬鹿げています。
低体温で、さらに砂糖が体を冷やし、その方が、癌と診断されているのに、です。


脳は、言わば命令を伝え、後天的な能力を培う、補助的なものであり、導電体に過ぎません。感じることを邪魔します、さまざまな要因を考えるのに疲れ果て、

「仕方ない」で思考停止し、結局何も考えなかったことと、同じ結果になりがちです。
何かを覚えること、考え過ぎること、脳が解決策ではありません。
根本を間違えてはいけません。

肉体の「常在菌」と眼に目えない「魂」が、宇宙の素粒子と正しい周波数によって、調和(=腸の和、腸の環)を保つことに、意識を置かなくてはならないのです。

では 周波数とは何か、また次の機会に。