a statesman who step to the fore ‘Role of Traditional Value‘

OrbánViktor  
ハンガリーはその立位置にバランスが求められます。この国には自主独立の為の苦難が建国史上ついて回りました。
今の時代にこの方のメッセージは国民の支持の2/3を得て、グローバル金融支配から国民の生活を守ろうとしています。アイスランドが行ったように、GDP、人口の小さな国だからこそできる舵の切り方であり、緩衝地帯の国なりの対応です。

http://www.spiegel.de/international/europe/hungary-calls-on-imf-to-close-its-budapest-office-a-911250.html


OrbánViktor  - The Role of Traditional Values in Europe's Future
「ヨーロッパの未来のための伝統的価値の役割」 
9 October 2013 chathamhouse London
オルヴァン首相のスピーチは、言葉は簡潔です。
http://www.chathamhouse.org/sites/default/files/public/Meetings/Meeting%20Transcripts/091013Orban.pdf

<開始>ご招待いただきまして有難うございます。スピーチは光栄ですが、私の目的は、皆様の議論を促すことです。短い論点で私の考えをまとめました。まず私自身について申し上げます。まず、私はハンガリー人であり、ハンガリーについて多くのことを知っております。興味深い歴史と、ユニークな言語を持ち、我々は皆、一家言もっています。
もしあなたがハンガリー人の友人を持つなら、もはや敵ではありません。
自己反省や、自己皮肉ほどハンガリー人の性格を表しているものはないからです。
未来について言えば、我々の重要なスキルは、その革新的な思考です。
たとえば、コンピューター、ボールペンにエスプレッソ。悪い作品ではないですよね。
私の根本的な政治経験は、対共産主義での地下活動にあります。現在、選挙に勝ち、連立政権と、議会で2/3の支持を得ています。ヨーロッパではまれなことです。その支持があるからこそ、この現在のヨーロッパの危機を単に問題ではなく、深い構造的な変革を引き出す可能性としてみることができます。

ハンガリーで行われるのは、改革というより、国そのものの刷新です。
ところが、ヨーロッパは?ヨーロッパは、かつて私には手の届かない存在でしたが、
ハンガリー首相としてヨーロッパ統合委員会の議長を経験して、その際は、EUの力を強く、楽観的でと自信に満ちたものとして捉えていました。
では現在、私はEUに、何ることができるでしょう?
それは全く正反対の有様です。未来への明確なビジョンを失った、不確かなEUの姿です。

前もってお伝えしますが、私は、ロースクールを出ていますが、弁護士ではなく、哲学を学びましたが、哲学者ではない。調査研究所に勤めましたが、調査員ではありません。私は実行者であり、これらすべての経験が現実的な視点で私の考えに影響を与えてくれました。最初の解決しなければならない難問は、我々が今現在居るところは、ヨーロッパの一部となってしまっているのか、違うのかということです。
政治的に意味ではイエスです。しかしハンガリー人のヨーロッパへの態度は、英国人ほど曖昧にはしません。我々にとって、EUとは、過去、「西側世界」「理想の西側」と同義でした。このことが、歴史上論議の多い発展を内包しているにもかかわらず
EUと、アングロ・サクソンの人々に対して、好ましい印象をもってしまう大きな理由のうちのひとつです。

最初の論点を述べます。
この経済危機の最も重要な教訓は、我々の競争力を一時的に阻害している何かを問う事でもなく、単純な政治手段で解決しようという試みについてでもありません。より明確に認識すべきことは、
我々が、今までと同じ生活の仕方では、生活できないということです。
シンプルにストレートに申し上げましょう。
我々は、分を越えての生活は、もはやできないのです。
しばしば引用される統計ですが、
我々EUは世界の人口の8%で、生産高は25%ですが、社会保障費は世界の半分です。
EU域内28ヶ国で毎年11,000億ユーロの借金をして、金利の支払い合計が2000億ユーロ、一日に12億ユーロの借金を作っています。。
一体誰が、こんなおかしな経済システムをとり続けるのでしょうか、
この愚かなシステムが、競争力のための不可欠なものなのでしょうか、
結論は、EUの主要なシステムを根本的に変革しなければならないということです。
我々は、家族や社会に対して、ライフスタイルについての考え方の変更を求めます。既得権に基づく社会の幻想、そして十分すぎる社会保障システムを、我々の好むと好まざるにかかわらず、終了することを、考慮しなくてはならないのです。
これが残酷に聞こえますか?
それでは、もっと本質的な問いかけをしましょう。
我々ヨーロッパの政治エリートと呼ばれる人間は人々にこれらのことを率直に伝える勇気を十分もっているでしょうか。
ここで私たちは、伝統的な価値観の必要性に立ち返ります、なぜなら、率直さこそ、伝統的な価値観であるからです。
直さなしに、この経済危機を乗り越えることはできないですし、十分な課題をあげることすらできません。すべてに、率直さ、誠実さが、求められます。

二番目の論点です。
EU各国メンバーの事情のさまざまな違いを無視するべきではありません。
ユーロ導入国家は、共通の税制度、共通の社会保障制度を元にした、共通の予算を採用せねばなりません。
一方でEU内非ユーロ導入国家は、独自の経済政策をも混合して行使できます。
我々は、人類のコモンセンスの導くものに従わねばならないと思います。
すなわち、英国と、スウェーデンとハンガリーが同一の経済政策が確実に適用されるはずがないのです。
広範囲な多様性が、認められ尊重されるべきです。

三番目の論点です。
もし我々が多様性を認めるのであれば、それは各国の国柄そのものも認めるということを意味します。
たとえ、それが、開放的な自由貿易主道で、投資けん引型のものであっても、
多様性を認めるのならば、あくまでそれは国家単位の経済が成り立ちます。この経済の最大の意味は、国家の概念が存続し、適切に保たれるということです。

四番目の論点です。
前ヨーロッパ中央銀行総裁が著書で
現在ヨーロッパで進行しているグリーン(環境保護主義)と左翼・急進的な政治的陰謀は、各国の国益を損なうものと記しています。
私の現状の認識は少し違います。
陰謀には秘密裏に行われますが、今ヨーロッパで起こっていることは、
堂々としたレッド(共産主義)とグリーン(環境保護主義)を主張するもので、
伝統的価値観に対する攻撃、教会に対して、家族に対して、そして国柄に対しての攻撃です。
ヨーロッパにおける民主主義は、キリスト教をもとにした民主主義です。
我々の政治的な機構の人類学的なルーツは、人間存在への絶対的な敬意を伴う「神の似姿」と言えるものです。
家族については素直に述べましょう。家族の単位を維持できないコミュニティは、生物学的に生存できず、そうでなければコミュニティに値しません。移民政策は解決法ではありません。それは、瞬時のトリックでありハッタリでもあります。私の母国を含め大部分のヨーロッパの国は、人口の減少で苦しんでいます。我々は、人口増加の為の積極的な家族政策こそ必須であり、制度化が必要であることを認識しなければならなりません。

五番目に、受け入れ難いことであるかもしれませんが、
社会福祉制度重視の国家の概念では成り立たない、
という事をよりはっきりと認識すべきです。
その代わりに、我々は、労働環境重視の国家を作り上げ、既得権益を確保した社会を捨て去るべきです。
ハンガリーでは、前政権の政策により、怠惰な社会が、活発な社会を
数の上で制していました。
我々の政権が行っていることは、真のヨーロッパ人らしい試みです、
それは、主要なシステムを再構築して国を新しくすることです。
 労働を停滞させるだけでなく、複雑過ぎて競争力を奪う旧税制度を廃止しました。
 新しく税制度は、家族ベースの簡潔なシステムで、より働きたい人、より雇いたい人、より子供を育てたい人への報奨を導入したものです。
 所得税には16%とし、中小企業への法人税は、10%としました。
 繁栄、好況の時のみに導入できる好ましい変革というドグマを根絶しました。
我々は、ヨーロッパでもっとも柔軟な労働基準を導入して、
高等教育、ビジネスニーズに適した職業訓練の改革をおこなっています。
また官僚構造と闘い、労働とはかけ離れた社会システムの変革に取り組んでいます。
これらの実行により、大部分のEU諸国が取り組む3つのチャレンジ、即ち、国の財政赤字を減らし、
競争力を取り戻し、社会と政治の安定を取り戻すということに成功をおさめています。
政権を獲得した時には人口1000万人当たり納税者は180万人でした。
自殺者を止めるベストな選択です。現在では、納税者は400万人となっており、私はさらに500万人を目指しています。

最期の論点です。
私たちが必要なことは、マネージメントの問題ではなく、
ビジョンに支えられたリーダーシップです。
この意味でハンガリーは偉大な幸運を持っています。
民主主義に根差した圧倒的な議会の2/3の支持のもとにあるからです。
ハンガリーは、現代社会へのチャレンジに対して、伝統的価値をもとに
適切な答えを導くという、現実的な実験の場に居ります。
ここで我々の政権を自画自賛するのは適切ではありません。
国の財政赤字を減らし、予算不足を過去3年間で3%下回ったこと、
一年間で外国からの投資額が3倍に増えたこと、低いインフレーション率であること、これらについて述べるよりも、
皆様にハンガリーの発展に注意を向けてほしいのです。
皆様の祈りは私たちの光栄です。
御静聴有難うございました。<了>








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