トカイ・ワイン 等級の変革へ


File:Tokaj G Hoefnagel.jpg
Tokaji revamped: Iconic wine region in makeover
Budapest Bussines Journal
Zsófia Végh Monday, November 18, 2013
http://www.bbj.hu/business/tokaji-revamped-iconic-wine-region-in-makeover_72133

品質の良くないトカイ・アスー・ワインが出回ることで、企業収入、観光資源としても、トカイの価値を損なわないようにということですね。しかし、地元ワイナリーの稀少な作り手はもはや、ハンガリー国民の消費市場では先行きは望めないと、アメリカ・イギリスに販路を開拓しています。つまり、ハンガリー人の土地の生産物が、そのハンガリーの民衆によって甘受することがもはや叶わないということになります。芸術的で高品質な消費物の生産には資本が必要で、その為には、海外の富裕層の安定的な需要が必要ですが、これも文化のたどる道です。

貴腐ワインの貴腐とは?
ボトリティス・シネレア菌が、収穫期に、霧が発生しやすい地域にブドウに繁殖し、表面を腐食していくと中の水分が蒸発し、葡萄は糖分が凝縮したものとなる、
バクテリアが、表皮を食べながら、分泌するものが、ワインの芳香の決め手となる、香りの前駆物質(プレカーサー)です。
自然のフレーバー・香りは、バクテリアが分泌するものです。
良い貴腐ワインは、甘いだけでなく、独特の芳香があります。


















<訳出>
ヨーロッパ以外でも、ハンガリーワインとして名の通っている「トカイ・ワイン」が変革期を迎えている新しい法律のもとでは、

*1キロの貴腐葡萄から、アスーワイン醸造に使用するのは、2.2Lまで。
*発酵後の糖分含有は、120g/リットル。それ以下はだめ(*菌に腐食され、糖分が凝縮していなければならない)
*60mg/リットルの3と4プットニョシュ(Tokaji Aszú puttonyos)は(トカイワインとして)廃止され、アルコール含有量は、少なくとも19%でなければならない。
(*もちろん、醸造前の糖分添加などありえないので、十分な糖分がなければ、また発酵させる天然の乳酸菌、酵母菌がないと、これだけのアルコールも生成できない)


<記事>この制約は、高級ワイン醸造を支持する委員会のメンバーの最新の選択であり、
プレミアムな製品へのシフトといえる。量の多い、安価なトカイ製造者にとっては、市場と収入の縮小を意味するので不満を刺激するものでもある。

*2014年7月31日から、Tokaj-Hegyalja(トカイ・ヘジャリア) でボトルされたものだけが、原産地指定保護されたトカイワインとなる。

砂糖や甘味料の添加は、2015年6月1日から、段階的に廃止される方向である。
低価格帯を製造している業者は、その地域のワインの加糖の状況を報告、記録しなければならない。
前回の法規制と同じく、貴腐ワインの赤ワインによる製造については言及せずに、
現在まで、トカイワインは、白ワインとして定義され、新しい項目が追加されることはなかった。
古い品種である、 szeremi zold、 piros bakator、 villlaskacsu 、などは、ブドウネアブラムシの影響を受けにくいので、再導入されることになり
Cerszegi fűszres 、kiralyleanyka(Fetiasca regala) 、tramini(Gewürztraminer), といった品種にとってかわる予定である。

古い品種を大切にすることは、よりグローバルに流通した葡萄品種よりもローカル品種への注目の高まりでもある。

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