医療ガイドラインは、ほんとうに「糖尿病」を治してくれているのでしょうか

この国の医療ガイドラインはほんとうに「糖尿病」を治してくれているのでしょうか。

①厚生省の発表、人口動態統計が物語ります。莫大な医療費が役に立っていません。
過去30年(1978-2008年)糖尿病医療費:約10.4倍、
糖尿病死者数:約1.7倍 
 
「最先端の新薬で良く効きます!」 「未来の、夢の新薬」という言葉の響きは、患者には福音に聞こえるのも致し方ありません。
新薬とは名ばかりで実をともなっていないのに。

・メトホルミン(ビグアナイド製剤)は細胞のミトコンドリアが機能不全になる(*1)、さらに、すい臓のランゲルハンスでのβ細胞への毒性は不明である。(*2) →β細胞が壊れてしまえば、もうインスリンがでな...
くなり、即ち正常な細胞の代謝を壊してしまいませんか? 糖尿って、細胞の代謝異常が問題なのではないですか、本当に効いているのですか?
「食事療法をキチンとしなさい、ストレスはいけません!」→患者の生活習慣せいにしてませんか? そのガイドラインはほんとうに正しいのでしょうか!

<内訳>
・糖尿病医療費(*4)
1998年までの20年⇒約5.2倍
2008までの10年⇒約2倍
・糖尿病死亡者
1998年までの20年⇒約1.5倍
2008年までの10年⇒約1.15倍
・推移 (*3)
1970年 7,642人
1980年 8,504人
1990年 9,470人
2008年 14,462人
2010年 14,422人


<参照>
*1:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18817800
*2:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2013909/
*3:http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/10/s1027-5c5.html
*4:http://www.dm-net.co.jp/calendar/chousa/cost.php
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei07/hyo7.html

②国内で子ども用の糖尿の薬、精神薬の市場投入の準備が進んでいます。これを飲ませるなど到底信じられません。海外で認可されるとは思えません。
・某日本製薬企業
開発段階:第III相(第三フェーズ)
有効成分の承認状況:既承認
SMP-862(メトホルミン) 経口剤 (小児用量)2型糖尿病
DSP-5423(ブロナンセリン) 経口剤  (小児用量)統合失調症
http://www.jpma.or.jp/medicine/shinyaku/development/com0810.html

③薬害オンブズパースンからの、糖尿病による副作用の引用です。

http://www.yakugai.gr.jp/bulletin/rep.php?id=324
1:使用の拡大と共に、低血糖による意識障害や死亡例が報告
2:短期間(12週間~52週間)の血糖値(ヘモグロビンA1c)の変化のみで評価されていること
3:心血管系の害作用が評価されていないこと
☆2009年10月以降、インクレチン関連薬と呼ばれる新薬(DPP-4阻害薬:ジャヌビア錠・グラクティブ錠、エクア錠、ネシーナ錠。GLP-1受容体作動薬:ビクトーザ皮下注、バイエッタ皮下注)が相次いで発売
☆テレビの某番組では、「糖尿病の治療が劇的に変わろうとしている」と取り上げました。☆インクレチン関連薬は、膵臓でのインスリン分泌そのものを調節し、血糖の高さに応じて働くとされ、これまでの治療薬のような低血糖は起こさない、体重増加をきたさないと宣伝されています。しかし、低血糖を起こさないとされていたにもかかわらず、使用の拡大と共に、低血糖による意識障害や死亡例が報告され、厚生労働省は使用上の注意の改訂を指示しました。

 

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